去る6月20日、特定非営利法人熊本在宅ドクターネット設立の記念シンンポジウムが開催されました。
参加者は医療福祉機関や市民の皆様、200名以上。
会場内は多くの参加者で熱気あふれるものとなり、在宅医療に対する皆様の期待度の高さを感じました。

座長は春日クリニック清田武俊院長・まつもと在宅クリニック松本武敏院長。

講演内容は「行政の立場から」熊本県健康福祉部長寿社会局認知症対策・地域ケア推進課課長補佐の松尾亮爾氏、「市民の立場から」熊本日日新聞者論説委員の松岡 茂氏、
「熊本在宅ドクターネットの立場から」田島医院 田島 和周院長、

当院からは、後藤慶次院長が「くまもとの在宅医療を考える~これからの在り方~在宅医療の立場から」と題して、講演を行いました。

講演内容は、
1.かかりつけ医の在宅医療
2.重症患者、重症小児患者の在宅医療
3.施設における在宅医療
4.24時間対応をどうするか?
5.在宅医を育てる

現在、熊本では重症患者、小児重症の在宅医療は担当する医師が少なく、病院医師と訪問看護で対応している場合があり、家族への負担が大きいのが現状です。また、小児については、対象患者が増えており、小児科の先生方のみでは対応が困難な状況で、成人になっても小児科医が診ておられます。

当院では、がん末期や神経難病や重症小児の患者さんを、様々な医療機関や介護事業所と連携を行い、在宅で診ています。
小児に関しては、熊本大学小児在宅医療センター、小児科医との連携を行い、在宅生活をおくる方の訪問診療を行っています。自宅で過ごしたいと希望される方に訪問診療を行い、在宅で生活していと希望される、ご本人やご家族の希望を叶えています。

また、在宅医を育てる取り組みを行っており、在宅医療に興味を持たれている若手勤務医や、女性勤務医に訪問診療に同行していただき、より在宅医療に興味を持って貰うとともに、経験値を積むことで、在宅医療ができる人材を育てています。今後は日本在宅医学会専門医研修プログラム(専門医を目指す)の実施機関となる予定です。

尚、ひまわり在宅クリニックでは、今年度より、特定非営利法人熊本在宅ドクターネットの事務局を担当しています。
熊本在宅ドクターネットの講演予定について、随時、告知していきます。